光明幼稚園について

教育方針

「自ら考え、自ら感じ、自ら行動する そんな子どもを育てたい」

 光明幼稚園は70年、「自ら考え、自ら感じ、自ら行動できる力を育む」ことを大切に教育を行なっています。

 人間の基礎を育む大切な幼児期に、良質な環境の中で“遊びを通して育まれる力”が、今を充実して過ごす力に、そしてこれからの世界を生きる“礎”になります。

 また、幼児期にこそ子どもの育ちをしっかりと見守り、一人一人の育ちに丁寧に関わっていくことが最も重要であると考えています。自由な環境のもと、自然と触れ合い、多くの体験を積み重ね、本当の知、情、意を育てたいと思っています。

物事を考える力 “本当のかしこさ” とは

知識が多い、言われたことが出来る。それらも大事ですが、光明幼稚園では遊びに向き合う中で得られる❝自分で考えられるかしこさ❞が大切だと考えています。

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ひとりひとりの育ちに丁寧に向き合う

 幼児期は❝できるようになる過程❞が大事。子どもの興味やものの見方、考え方は十人十色。子どもたちの発想や伸びていく方向性の自由を大切にしています。

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面白い!楽しい!を感じられる豊かさ

 幼稚園には面白さや楽しさを感じるための遊びの種がたくさんあります。多種多様な遊びの種を自分で、時には先生や友達と一緒に育てて面白さを作り出す。その経験を大切にしています。

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社会に踏み出す❝はじめの一歩❞

 子どもたちは、家という安心できる場所から少しずつ自分の世界を広げていきます。光明幼稚園という安心できる場所と先生に支えられ、楽しく遊ぶうちに❝いつの間にか❞世界が広がる、その育ちを大事に考えています。

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園長からのご挨拶

 

「先生はいつも僕たちと遊んでるけど、大人なのに仕事せんでいいの?」

 

 以前私が担任をしていた子から、そのような言葉を投げかけられました。私は、幼稚園は「お勉強するところ」ではなく、「遊ぶところ」であると子どもたちには思っていて欲しいので、先生も含めて皆が遊んでいると思っているその言葉をとても嬉しく受け取りました。

 子どもたちは、幼稚園で様々な遊びに出会います。本当に楽しそうに遊ぶのですが、一緒に遊んでいると子どもたちの頭は遊びに夢中になればなるほど、フル回転している事がよく分かります。幼児期の子どもたちにとって、「遊び」はそのまま「学び」であり、遊びを通して自分で世界を切り開いていくことが学びの大切な要素です。そして、それは、これからの人生を生きる非常に大切な力となります。

 光明幼稚園が大切にしている「かしこさ」は、遊びに本気で向き合うからこそ培われます。子どもが遊びに本気で向き合うのは、“楽しくて”“面白くて”“安心できる場所”だからこそです。子どもたちには、自分の力で“面白いこと”を感じ取り、自らそれと関われる感性を磨いて欲しいと思っていますし、幼稚園はたくさんの“面白い”を感じられるきっかけを用意し、子どもたちを迎えてあげたいと考えています。

 以前、幼稚園内の石を探し回り、発掘し、時には割ってみて、分類して調べて、展示した遊びをした子たちがいました。子どもが自分で“面白い”と思って始めた事を、子どもの興味に沿う形で、より“面白い”を追求する手伝いを先生がしました。「今日は石を見つけてみましょう」といった先生から提案された遊びならそこまでの熱意は持てず、一方で子どもだけに任せて遊んでいたら、分類や展示の面白さは味わえなかったかもしれません。

 子どもたちが自由に遊び、幼稚園はそれの興味を逃すことなくより深い遊びに繋げていく。一人一人の育ちに合わせた保育を行うべく、日々精進しています。

理事長からのご挨拶

「かしこいって、どういうこと」

 平成10年・20年・30年と3回、幼稚園教育要領改訂に関わって、私にとってのメインテーマはこのことでした。

 私は、日本で“かしこい”とされてきたことの内容が、世界の認識と離れてきていることが問題だと思っています。日本のテレビで“かしこい”と言われる人は、たくさん知識を持って、クイズに答えられる人というイメージから離れられていません。
 一方、世界が求めている“かしこさ”は、もっている知識をどのように使いこなせるかといった問題解決能力の豊かさに軸足が移っています。

 幼稚園教育は、子どもが周囲の様々な事象を、体験を通して学び、自分の中に意味ある世界として体系化していく過程を大切にした教育です。“出来るようになること”自体ではなく、“出来るようになっていく過程”が重要で、結果はあくまで結果としての成果なのです。
 幼稚園教育は、世界が求めている本質的な“かしこさ”を身に着けていくための、生涯教育の基盤として非常に重要です。幼稚園で育てておかなければならない重要な課題は、幼児が獲得しなければならない能力を、手順良く学習させる方法ではなく、自分で課題を見つけ、その解決のために情報を集め、整理して獲得していくことを能動的な外部環境との関わりを通して学んでいくことです。

 光明幼稚園は、これからの世界を生きる子どもたちが自分の力で生きていく為に、本当に大切な力は何か、その為に幼稚園が出来る事は何か、真摯に向き合って幼稚園教育を考えていきたいと思っています。

保育について

クラス編成

 年長組・年中組・年少組の他、満3歳児クラスがあります。子どもたちひとりひとりの思いに耳を傾け、その思いに寄り添えるようなクラス編成にしています。

 満3歳児クラスの開始時期はお子さんによって個別に対応できます。詳しくはご相談下さい。

保育時間

 保育時間は9時から、月・火・木・金曜日が14時、水曜日が12時です。

 昼食はお弁当です。新学期は子どもが無理なく幼稚園に適応できるよう短縮保育を行っています。

園の概要

正式名称学校法人 光明学園 光明幼稚園
創立昭和25年(1950年)
所在地〒604-8336
京都市中京区六角通大宮西入三条大宮町277
TEL075-801-1453
FAX075-801-5870
理事長田中 雅道
園長田中 康雄
休園日土曜日、日曜日、祝祭日
長期休み

夏休み:7月下旬~8月下旬
冬休み:12月下旬~1月上旬
春休み:3月下旬~4月上旬

※上記の長期休み期間中も預かり保育を実施しています(お盆・年末年始除く)

職員数理事長、園長、保育者(20名)、事務(1名)、運転手(2名)、
クラス数満3歳児クラス(20名程度)
年少組 3歳児 2クラス(1クラス15名程度)
年中組 4歳児 2クラス(1クラス20名程度)
年長組 5歳児 2クラス(1クラス20名程度)
その他通園バスあり(年によってルートが異なります)
通園バスのエリアはこちら