光明幼稚園が大切にしている「かしこさ」は、遊びに本気で向き合うからこそ培われます。子どもが遊びに本気で向き合うのは、“楽しくて”“面白くて”“安心できる場所”だからこそです。子どもたちには、自分の力で“面白いこと”を感じ取り、自らそれと関われる感性を磨いて欲しいと思っていますし、幼稚園はたくさんの“面白い”を感じられるきっかけを用意し、子どもたちを迎えてあげたいと考えています。
以前、幼稚園内の石を探し回り、発掘し、時には割ってみて、分類して調べて、展示した遊びをした子たちがいました。子どもが自分で“面白い”と思って始めた事を、子どもの興味に沿う形で、より“面白い”を追求する手伝いを先生がしました。「今日は石を見つけてみましょう」といった先生から提案された遊びならそこまでの熱意は持てず、一方で子どもだけに任せて遊んでいたら、分類や展示の面白さは味わえなかったかもしれません。
子どもたちが自由に遊び、幼稚園はそれの興味を逃すことなくより深い遊びに繋げていく。一人一人の育ちに合わせた保育を行うべく、日々精進しています。